飛行機に日焼け止めは持ち込めます。国内線は国際線のような100mlの液体物制限がなく、クリーム・ジェル・スプレー缶とも化粧品として機内持ち込みも預け入れも可能(化粧品類は1容器0.5kg(0.5リットル)以下、1人合計2kg(2リットル)までという枠はある)です。JALもANAも公式の「制限のある手荷物」ページで、日焼け止めを化粧品の具体例として「機内持ち込み・お預かりどちらも可能」と案内しています。
一方、国際線は話が別で、クリームもジェルもスプレーも「液体物」として扱われ、100ml以下の容器に入れて、容量1リットル以下の透明な袋にまとめる必要があります。普段使っている大きめのボトルをそのまま手荷物に入れると、保安検査で預け直すか手放すことになります。
この記事では、JAL・ANAの公式ページと国土交通省の案内をもとに、国内線と国際線それぞれの日焼け止めのルールをタイプ別(クリーム・ジェル・ミスト・スプレー缶・スティック)に整理し、スプレー缶で注意すべき点、没収されないパッキングのコツまでまとめました。情報は2026年10月15日時点のものです。
- 国内線: 100mlの液体物制限なし。化粧品として1容器0.5kg以下・1人2kgまでの枠で持ち込み・預け入れ可。スプレー缶は噴射口にキャップ(JAL・ANA公式)
- 国際線: すべて液体物扱い。100ml以下の容器+1L以下の透明袋(1人1袋)。100ml超の容器は中身が少なくても不可(ANA公式)
- 預け入れ荷物なら国際線でも100mlの制限はなく、国内線と同じ0.5kg・2kgの枠で入れられる
- 化粧品スプレーは引火性ガス入りでも化粧品として持ち込める。禁止されるのはスポーツ用品・日用品の引火性スプレー
- 国際線は旅行用のミニサイズを用意するか、大きいボトルはスーツケースに預けるのが安全
国内線の日焼け止めルール(JAL・ANA公式)

- 国際線のような100mlの液体物制限はない
- 化粧品類として1容器0.5kg以下、1人合計2kgまでの枠
- スプレー缶は噴射口のキャップが条件。機内持ち込みも預け入れも可能
クリーム・ジェルタイプに100mlの制限はない
国内線には、国際線のような「100ml以下」という液体物の制限がありません。JALとANAの国内線「制限のあるお手荷物」ページを見ても、液体物の容量制限の項目自体がなく、日焼け止めは「化粧品」として機内持ち込み・お預かりどちらも可能とされています。JALのページには化粧品の具体例として「スキンケア用品:化粧水、洗顔フォーム、日焼け止め、シェービングフォーム」と明記されています。JALのページには化粧品・医薬品の数量制限として「1容器当たり0.5kgまたは0.5リットル以下、一人当たり合計2kgまたは2リットルまで」とありますが、市販の日焼け止めは1本30〜200g程度なので、普段使いのボトルをそのまま機内に持ち込んで問題ありません。
スプレー缶タイプはキャップと数量に注意
ガスが充填されたスプレー缶タイプの日焼け止めも化粧品類として扱われ、1容器あたり0.5kgまたは0.5リットル以下、1人あたり合計2kgまたは2リットルまでの枠で持ち込み・預け入れができます(JAL・ANA公式)。加えて、噴射弁が押されて中身が漏れないよう、キャップなどで保護されていることが条件です。市販の日焼け止めスプレーは1本50〜200g程度のものが多いので、通常の本数なら制限にかかることはまずありませんが、家族分をまとめて持つときは合計量に注意してください。
| タイプ | 機内持ち込み | 預け入れ | 条件 |
|---|---|---|---|
| クリーム・ミルク・ジェル | 可 | 可 | 100ml制限なし。化粧品類の枠(1容器0.5kg以下・合計2kg)の範囲内 |
| スティック(固形) | 可 | 可 | 同上 |
| ミストタイプ(ガスなしのポンプ式) | 可 | 可 | 同上(ガス充填のスプレー缶ではない) |
| スプレー缶(ガス充填) | 可 | 可 | 同じ枠に加えて、噴射口にキャップなどの保護が必要 |
なお、ANAの案内には「日本国内線区間を国際運送約款が適用になる航空券で利用する場合は国際線の手荷物ルールが適用になる」とあります。海外旅行の往復で国内線に乗り継ぐ場合は、国内線区間でも国際線の100mlルールが適用されるので注意してください。
国際線の日焼け止めルール(100mlと透明袋)

- 容器1つにつき100ml以下
- 容量1L以下・縦横の合計40cm以内の透明袋に入れる
- 1人1袋。検査場で別に提示
- 預け入れなら100ml制限はない
100ml以下の容器に入れる
国際線では、ANAの公式ページにある通り「あらゆる液体物、ジェル、エアゾール類等は100ミリリットル以下の容器に入れる」必要があります。対象には「クリーム・ローション・オイル類、スプレー、エアゾール類、練り状物、半固形物」が含まれるため、クリームもジェルもミストもスプレー缶も、日焼け止めはすべて液体物扱いです。大事なのは「中身の量」ではなく「容器の容量」で判断される点で、150mlのボトルに30mlしか残っていなくても持ち込めません。100mlは100gと読み替えると案内されています。
透明袋は1L以下・1人1袋
100ml以下の容器は、容量1リットル以下で縦横の辺の合計が40cm以内の、再封できる透明プラスチック袋に余裕をもって入れます。目安は正方形なら20cm×20cm以内です。袋は1人1つだけで、保安検査場ではほかの手荷物とは別にして提示します。袋は自分で用意する必要があり、空港で配っているとは限らないので、家でジッパー付きの袋に詰めてから出発しましょう。
預け入れなら100ml制限はない
100mlの制限は「機内に持ち込む手荷物」に対するものです。スーツケースに入れて預ける場合は、JALの国際線ページにある化粧品の枠(1容器0.5kg以下、1人合計2kgまで)の範囲で、大きなボトルもそのまま入れられます。旅行中に使う本体はスーツケースに預け、機内や到着直後に使う分だけ100ml以下の容器で手荷物にと分けるのが基本です。
| 国内線 | 国際線(機内持ち込み) | 国際線(預け入れ) | |
|---|---|---|---|
| クリーム・ジェル | 100ml制限なし(化粧品類の枠内) | 100ml以下の容器+透明袋 | 0.5kg以下の容器で合計2kgまで |
| スプレー缶 | 0.5kg以下・合計2kg+キャップ | 100ml以下の容器+透明袋 | 0.5kg以下の容器で合計2kgまで |
| 透明袋 | 不要 | 1L以下・1人1袋 | 不要 |
| 判断基準 | 容器の表示容量 | 容器の表示容量(中身の残量は関係なし) | 容器の表示容量 |
国土交通省も「国際線の航空機客室内への液体物持込制限について」として概要やQ&Aを公開しています。乗り継ぎ先の国によっては現地当局のルールが上乗せされることがあるので、海外での乗り継ぎがある場合は航空会社に確認するのが安心です。
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スプレータイプの日焼け止めで注意すること

- 化粧品のスプレーは引火性ガス入りでも持ち込める
- 噴射口のキャップは必須
- 容量は缶の表示で確認する
化粧品スプレーは持ち込める。禁止は日用品・スポーツ用品の引火性スプレー
「スプレー缶に火気厳禁と書いてあるから飛行機に乗せられないのでは」と心配する人が多いのですが、JAL・ANAとも非放射性の化粧品・医薬品のスプレーは、ガスの種類にかかわらず機内持ち込み・預け入れどちらも可能としています。持ち込めないのは、LPガスなどの引火性ガスや毒性ガスを使った「日用品・スポーツ用品」のスプレー(潤滑油、塗料、スキーワックスなど)です。日焼け止めスプレーは化粧品に分類されるので、この禁止の対象ではありません。
キャップと容量表示を確認する
条件は2つだけです。1つは噴射弁がキャップなどで保護され、荷物の中で押されて噴き出さないこと。キャップをなくしたスプレーは避けましょう。もう1つは容量で、1容器0.5kg(0.5リットル)以下、1人合計2kg(2リットル)までです。缶に「内容量 60g」「200ml」などと表示されているので、その数字で確認します。預け入れ荷物に入れる場合も同じ制限が適用されます。
国際線では100mlの壁がある
国内線では問題にならない日焼け止めスプレーも、国際線の機内持ち込みでは100ml以下の容器でなければなりません。一般的な日焼け止めスプレー(150〜200ml)は国際線の機内には持ち込めないので、スーツケースに預けるか、現地で買うか、クリームタイプのミニサイズに切り替えるのが現実的です。
没収されない持ち込み方のコツ

- 国際線は100ml以下の携帯用ボトルかミニサイズを用意
- 大きい本体はスーツケースに預ける
- 透明袋は家で準備
- スティックやシートタイプも選択肢
国際線は「手荷物にミニ、本体は預ける」
いちばん確実なのは、機内や到着直後に使う分だけ100ml以下の携帯用ボトルや旅行用ミニサイズを手荷物に入れ、普段使いの本体はスーツケースに預ける方法です。詰め替え用の小分けボトルを使う場合は、容器に容量の表示があるものを選ぶと検査場で説明しやすくなります。表示のない容器は判断を保留されることがあります。
スティック・シートタイプという手もある
ANAの案内では「練り状物、半固形物」も液体物に含まれるため、スティックタイプが液体物扱いになるかどうかは判断が分かれます。心配なら透明袋に入れておけば、どちらに判断されても問題ありません。日焼け止めシートのような個包装タイプは液体物の対象になりにくく、機内で塗り直す用途には便利です。
よくある失敗
- 国際線で150mlのボトルをそのまま手荷物に入れ、保安検査で手放すことになった(容器の容量で判断される)
- 透明袋を用意しておらず、検査場で小さな袋に入りきらなかった(1L以下・1人1袋)
- 海外旅行の国内線乗り継ぎ区間で、国内線だからと油断して100ml超を手荷物に入れた(国際線ルールが適用される)
- スプレー缶のキャップを捨ててしまい、噴射口がむき出しだった(キャップなどの保護が条件)
日焼け止めは旅先で必ず使うものなので、出発前日に「手荷物に入れる分」と「預ける分」に分けておくと、検査場で慌てずに済みます。
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飛行機の日焼け止め持ち込みに関するよくある質問

- 国内線で日焼け止めクリームは機内に持ち込めますか?
- 持ち込めます。JAL・ANAの国内線の制限品ページでは、日焼け止めは化粧品として機内持ち込み・お預かりどちらも可能とされています。国際線のような100mlの制限はなく、化粧品類として1容器0.5kg以下・1人合計2kgまでの枠があるだけなので、普段使いのボトルで問題ありません。
- 日焼け止めスプレーは飛行機に持ち込めますか?
- 持ち込めます。化粧品のスプレーは1容器0.5kg(0.5リットル)以下、1人合計2kg(2リットル)まで、噴射口がキャップなどで保護されていることが条件です。国際線の機内持ち込みでは、さらに100ml以下の容器であることが必要です。
- 国際線で日焼け止めは何mlまで持ち込めますか?
- 容器1つにつき100ml以下で、容量1リットル以下の透明な袋に入れて1人1袋までです。100mlを超える容器は中身が少なくても機内には持ち込めないので、預け入れ荷物に入れてください。
- 預け入れ荷物に日焼け止めを入れる場合の制限はありますか?
- 国際線・国内線とも、化粧品として1容器0.5kg(0.5リットル)以下、1人合計2kg(2リットル)までの枠で預けられます。100mlの制限は機内持ち込みの手荷物だけに適用されます。
- 火気厳禁と書かれた日焼け止めスプレーは持ち込めますか?
- 持ち込めます。JAL・ANAとも化粧品・医薬品のスプレーはガスの種類にかかわらず可能としており、引火性ガスで禁止されるのは日用品・スポーツ用品のスプレーです。噴射口をキャップで保護し、容量の制限内であれば問題ありません。
まとめ: 国内線は気にせずOK、国際線は100mlと透明袋
- 国内線: 100mlの液体物制限なし。化粧品類として1容器0.5kg以下・1人2kgまでの枠。スプレー缶はキャップ付き(JAL・ANA公式)
- 国際線の機内持ち込み: すべて100ml以下の容器+1L以下の透明袋、1人1袋。容器の容量で判断される
- 預け入れなら国際線でも100ml制限なし。本体はスーツケース、使う分だけ手荷物に
- 化粧品スプレーは引火性ガスでも可。禁止は日用品・スポーツ用品の引火性スプレー
- 海外旅行の国内線乗り継ぎ区間は国際線ルール。乗り継ぎ国のルールは航空会社に確認
日焼け止めの持ち込みで迷ったら、「国内線なら100mlの制限はなし、国際線なら100mlと透明袋」と覚えておけば十分です。ルールはIATAの規則や各国の方針で変わることがあるので、この記事の内容は2026年10月15日時点のものとして、出発前に利用する航空会社の公式ページで最新の案内を確認してください。
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